移植師コラム

種雄牛紹介【紀久6】-横浜市場北海道フェアにて優等賞獲得!-

種雄牛紹介【紀久6】-横浜市場北海道フェアにて優等賞獲得!-

北海道はやっと北海道の夏らしい気温になりましたね。

先月までが異常でした。このまま涼しく秋に向かっていって欲しいですね。

 

紀久6、好成績です。

 

本日は種雄牛の紹介です。

ノベルズブリーディングサービス(NBS)の親会社の株式会社ノベルズでは、予てより黒毛和種種雄牛の造成に取り組んできました。

 

今まで数十頭の種雄牛を作ってきましたが、なかなか思うような結果が出ず、素晴らしいポテンシャルを持った牛がいても遺伝病を保因していて種雄牛になれなかったりと紆余曲折あり。。

そんな中やっと良い牛が出てきました。紀久(ノリヒサ)6です。

 

紀久6とは。

紀久6は、ノベルズの保有している和牛ドナーの中でも成績優秀な牛、「とん6」に徳重和牛人工授精所の保有していた「幸紀雄」を掛け合わせて作出しました。

普段はアニマルジェネティックスジャパン株式会社様に繋養されており、採精に励んでいます。

三代祖の並びは幸紀雄-安福久(とん6)-勝忠平(ひでみ2)となっています。

「とん6」は産子成績が素晴らしく、どのような種雄牛と掛け合わせても良い成績でした。

 

表1.「とん6」の平均産子成績

 

 

以下は今回紹介する紀久6の本牛の写真になります。

 

写真:紀久6

 

横浜食肉市場北海道フェアにて優等賞獲得!

紀久6の枝肉は去年より徐々に出荷されていまして、その中で今年の6月に横浜食肉市場北海道フェアに出品した枝肉で優等賞をいただくことができました。

 

画像:優等賞をいただいた紀久6-福之姫-百合茂のメスの枝肉

 

優等賞をいただけた枝肉の格付けは以下の通りです。

大きなロース芯に脂肪交雑の高さ、特にモモ抜けが良く高評価でした。

枝肉重量:583kg

ロース芯:111cm²

ばら厚:10.8cm

皮下脂肪厚:2.8cm

歩留り:81.3

BMSNo.:12

 

モモ抜けの良さが特徴です。

また、北海道フェアとは別に、8月2日にホクレン十勝枝肉市場にも紀久6のメス産子が出品されて、そちらも優秀な成績でした。

画像:紀久6-芳之国-安福久のメスの枝肉

 

 

こちらの枝肉の格付けは以下の通りです。

やはりモモ抜けの良さが特徴の一つでしょうか。

枝肉重量:547kg

ロース芯:73cm²

ばら厚:9.1cm

皮下脂肪厚:2.4cm

歩留り:75.9

BMSNo.:11

 

ホクレン十勝素牛市場へも毎月出品中

現在、毎月のホクレン十勝素牛市場にも10~15頭前後、紀久6産子を出品しており、北海道フェア以降、良い値段で購買していただける機会も増えています。

凍結精液の販売はしておりませんが、弊社から受精卵の状態での購入はできますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

 

受精卵価格は17,000円!

徐々に結果が出てきていますが、まだまだ無名の牛なので受精卵の価格は17,000円とお安くなっております。

お問い合わせ、お待ちしております。

 

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