ノベルズグループでは、地域の畑作農家と連携して自給飼料のデントコーンを栽培しており、2017年度の収量調査結果をまとめました。十勝管内9町村における栽培面積は、全体で約650ヘクタールとなっており、反収は平均4.9トンとなっています。
デントコーンの収量は全体で平均4.9トン
ノベルズグループが、地域の畑作農家と連携する「耕畜連携」によって栽培するデントコーンの栽培面積は、2017年度に十勝管内9町村で約650ヘクタールで、収量は全体で約3万2千トンとなり、反収は平均4.9トンとなっています。2017年度の十勝管内におけるデントコーンの作柄は、春先から好天に恵まれたこともあり、9月に北海道に上陸した台風18号などの影響で一部で倒伏が発生したものの、おおむね良好でした。
2017年度のデントコーン収量調査まとめ
地域 | t/反 | |
---|---|---|
全体平均 | 4.9 | |
収量が比較的多かった地域 |
豊頃 |
5.8 |
清水 | 5.4 | |
本別 | 5.3 | |
収量が比較的少なかった地域 |
足寄 | 4.3 |
上士幌 | 4.2 |
※自社スケール調べ
豊頃は6トンに迫る 清水、本別も5トン台に
地域ごとの反収をみると、豊頃の平均が5.8トンで、6トンに迫る高収量となり、清水は5.4トン、本別は5.3トン。
ノベルズグループでは、2018年度はグループ会社の十勝耕畜クラスターが中心になって、デントコーンを栽培することにしており、「栽培面積は拡大しており、作業を行う体制を強化して収穫期を迎えたい」(十勝耕畜クラスター営業部)としています。