交雑種1産取り肥育
ノベルズグループは全国に先駆けて、肥育牛と肉用子牛を同時生産する「交雑種1産取り肥育」の大規模な事業化に成功しました。
ノベルズの生産システム
長期肥育中に和牛の子牛を生産・販売することで、コストを抑制する。
通常、牛は人間と同じように、年に一度くらいの周期で1頭しか子牛を産みません。ですが、受精卵は複数個生成可能です。
黒毛和種同士の受精卵は専門家によって取り出され、「長期肥育」の交雑種複数頭に移植・妊娠させます。こうして生まれた黒毛和種子牛たちは、優れた資質を受け継いでいるので家畜市場で高値で取引されます。結果、長期肥育にかかるコストを抑えることになるため、私たちは安心してじっくりと牛を育てることができるのです。
ハーブは人間にとって有益であることが知られています。
だったら、牛にも良い影響を与えてくれるのでは?
エサにハーブを混ぜることによって、消化器官が活性化され、主食である藁を元気にたくさん食べて健康に育ちます。免疫力が高まることで、薬に頼らない安心で安全なお肉となります。ハーブは人間にとっても有益であることは有名なお話ですよね。
また、肥育前期に北海道産などの牧草と、繊維質が多く含まれる粕類を豊富に与えることで、胃の調子を整え、肥育後期に高カロリー飼料を与えても、牛を健康に保ち、味わい深い赤身肉の生産が可能となります。