十勝清水の耕畜連携
地域と豊かさを分かち合い、共に栄える「地域共生」を、さまざまな形で実践するノベルズグループ。その酪農事業が理想とする「循環型農業経済モデル」。肥沃な畑作地帯の広がる十勝で、発電所を仲立ちに、地域の畑作農家様と酪農牧場が連携すれば、地域はもっと豊かになる―。そんな共生のカタチを私たちは実践します。
循環型の農業経済モデルが、十勝の未来を切り開く

御影バイオガス発電所 清水町の酪農牧場、ノベルズデーリィーファームの畜産バイオマスを有効活用する目的で2017年春に操業を始めました
バイオガス発電所が2017年春稼働
酪農牧場のバイオマスを有効活用
全国屈指の生乳生産規模を誇る酪農ギガファーム「ノベルズデーリィーファーム」(十勝管内清水町熊牛地区)。この牧場からうまれる畜産バイオマスの有効活用を目的に、グループ初のバイオマスプラントとして建設された御影バイオガス発電所(同町御影地区)が、2017年春から操業を開始。これを契機に、「循環型農業経済モデル」を創出するノベルズグループの挑戦がスタートしました。

ノベルズデーリィーファーム 発電所から15㎞ほど離れた場所にある酪農牧場「ノベルズデーリィーファーム」。今や北海道最大級の生産規模へと成長したこの牧場の畜産系バイオマスは、ここから供給されます

バイオマスの搬入 酪農牧場から御影バイオガス発電所へ、畜産系バイオマスを搬入するダンプカー
地域の畑作農家様と連携する「耕畜連携」

消化液の散布 発電所で副産物として生産される有機液肥の消化液を散布する専用のスラリータンカー
持続可能性を約束するサイクル
新しい「循環型農業経済モデル」は、私たちノベルズグループを取り巻く地域社会や多様なステークホルダーとの共生によって初めて成立します。その中心的な役割を果たすサイクルが、地域の畑作農家様との連携による「耕畜連携」。この大きく、そして力強く機能するサイクルが、さまざまな外的要因に影響されることのない確かな持続可能性を約束します。
循環型経済モデルを浦幌でも展開
酪農第2拠点、「浦幌デーリィファーム」内に新たなプラントが稼働
ノベルズグループの酪農事業の第2拠点、「浦幌デーリィファーム」(十勝郡浦幌町字統太地区)に併設される形で、新しいバイオマスプラント(自家消費型)が、2022年5月に運転を開始しました。今後、同エリアにおいても浦幌デーリィファームを起点に、新たな耕畜連携のストーリーが始まります。

通称「浦幌バイオ」 浦幌町の酪農牧場で出荷乳量約2万1,000トンのギガファームとして成長した、浦幌デーリィファームに併設。2022年5月に運転を開始しました。