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地方移住をするなら、住みやすさ北海道1位の十勝帯広を知ってください
移住の豆知識
公開日:2022年8月5日

地方移住をするなら、住みやすさ北海道1位の十勝帯広を知ってください

東洋経済新報社が独自に発表している「住みよさランキング2022」で、帯広市が2年連続、北海道でNo.1を獲得しました。今回は、改めて十勝帯広市の基本の“き”をお伝えいたします。「ウィキペディアに載っているじゃん」と言わないでください。

地方移住ランキングで北海道1位の帯広をおすすめする理由
目次

地方移住するなら広くて人口密度の低い十勝・帯広に決まりっしょ

十勝とは都道府県や市区町村に当てはまる行政区分でありません。地域名です。とはいえ、北海道庁の出先機関である十勝支庁が設置されています。

十勝は、北海道の南東部に位置し、19の市町村で構成されています。総面積は10,831平方キロメートルで、14に分けられている支庁区分の中で最も広く、北海道全体の約13%の面積を占めています。大きさ比較をすると、都道府県である香川県や大阪府の約6倍、日本で7番目の大きさを誇る「岐阜県」と、ほぼ同じ大きさなんです。

一方で、十勝の中心帯広市は十勝のほぼ中央に位置し、面積619.34平方キロメートルです。どこかと比較してもあまり意味はないので控えさせていただきます。

次に人口です。十勝19市町村の総人口は、約34万人(住民基本台帳:平成20年12月末現在)で、北海道の総人口(約528万人)の6.4%を占めています。土地は広いのに人が住んでいません。ちなみに帯広市が約16万人と十勝人口の47.6%、周辺の音更町、芽室町、幕別町の3町を合わせると26万人と十勝の人口の7割強を占めています。

ちなみに、1平方キロメートル当たりの人口密度は32.7人で北海道の66.7人と比べて低く、これを東京都の6468.7人と比較しちゃうと「土地余っている?」と思えるほど広々と生活をしている人が多いのがわかります。

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農業と言えば十勝です。地方移住をするなら日本の“食”を支える十勝で決まりっしょ

十勝の人口密度は低いですが、土地が余っているわけではありません。十勝は大規模農業経営が営まれ、日本の食料供給を担う重要な役割を果たしています。十勝支庁によると、カロリーベースで「十勝の食料自給率は約1100%」。 人口の11倍である約400万人分の食を支えている計算で、日本最大の食料基地として安心・安全・美味しい食材を提供する大きな役割を担っているんです。

主な生産物は、畑作が麦類、豆類、馬鈴薯、甜菜の畑作4品。十勝に住んでいて“畑作4品”は言えないと怒られます。というのは言い過ぎですが、この4つの作物を主体とした輪作体系が組まれており、多くの品目で全国一位の生産量となっています。

一方、酪農では、1戸当たりの乳牛の飼養頭数は増加傾向にあり、約120頭(一戸あたり)と、EU諸国の水準に匹敵する大規模経営となっています。ホクレンが集計した十勝管内の2021年度の生乳生産量は132万トンと、11年連続で過去最高を更新。とうぜん、北海道最大の生産規模を誇ります。だからこそ、乳製品と言えば“十勝”という看板を背負えるんですね。すごい!

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数字で見ると「農業王国十勝」の農協取扱高は、2021年度で3,735億円と過去最高を更新。一方で、実は機関産業である農業を上回るのが、農業生産品を原料とした製造品出荷額で、2020年度で5,048億600万円、これまら過去最高を記録しています。まさに、景気低迷どこ吹く風!好調そのものなんです。

そうした背景から、仕事は農業のみならず、十勝の商店数は4000軒以上あり、人口に対する件数は北海道でトップクラス。地元スーパー等の新規出店も増加傾向で、大規模な小売店が多くなっているほど、買い物するには事欠きません。さらに、前述した通り、農業、林業の地場資源を活用した製造業が多く、農業生産者よりも会社員がずっと多いので、移住する際の不安のひとつ「仕事」に関してもご安心あれ。

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「十勝晴れ」。地方移住をするなら太陽燦々の十勝で決まりっしょ

好調な農業を左右するのが天候です。十勝という地域は、地図で見ると下に太平洋を持ち、周囲を大雪山系、日高山脈、阿寒国立公園の山に囲まれた平野で形成されており、中央には清流十勝川や札内川など大小200の河川が大地を潤わしています。

天候も山に囲まれているため、雨雲や雪雲が山に阻まれるため、北海道でも稀有な気候なんです。

気候区分で言えば、大陸性気候で、春にはフェーン性の乾燥した季節風が日高山脈を越えて強風となることがあり、気温も比較的高め。夏は比較的高温が続き、かラッとした良い天気が続きます。

冬は大陸性寒冷高気圧におおわれ、寒いところでは最低気温がマイナス30度にもなる低温が続きますが、日高山脈で雪雲が遮られることから山沿いの地域以外では雪は少なく晴天の日が続きます。

年間を通じて全国的にも有数の日照時間に恵まれ、年間降水量も少ないんです。ただし、夏と冬の温度差が最高60度にもなる「とかち」は、季節の変化が美しく、四季を通して楽しむことができますが、気温の変化にご注意!

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地方移住をするなら十勝・帯広の歴史も知っておくっしょ!

長らく十勝の話ばかりでしたが、最後に帯広の歴史もお伝えしておきますね。ウィキペディアによると、1883年(明治16年)5月、静岡県出身の依田勉三率いる晩成社一行が入植したことから一気に開拓がはじまったと言われています。その後、富山・岐阜を中心とした本州からの“民間開拓移民”によって進められ、急速に市街地が形成され、道東で最大の人口を擁するようになりました。

帯広という地名の由来は、帯広川のアイヌ語名の「オペㇾペㇾケㇷ゚」(川尻・裂け・裂けている・もの=「川尻が幾重にも裂けているもの」)の上部の音を採って、十勝平野の広大さにちなんだ「広」をつけ「帯広」としたとされているそうです(ウィキペディア)。

いかがでしたでしょうか。これであなたも十勝・帯広通です。ノベルズウェーヴでは帯広に関する移住促進施策や住みやすさの理由などの記事もいっぱい!ぜひ読んで帯広移住エンゲージメントを高めてみてはいかがでしょうか。

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