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採用拡大するノベルズが日本有数の畜産グループに成長したわけ
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公開日:2022年1月24日

採用拡大するノベルズが日本有数の畜産グループに成長したわけ

総合畜産企業として成長するノベルズグループの採用職種の幅広さは、他の大規模農業企業と比較しても群を抜いています。それもそのはず、同社は2006年の創業からわずか9年で売上高100億円を超えると、その後も事業を拡大し、20年には飼養頭数が3万頭を超え、出荷乳量も5万トンを超えるなど成長を続けています。事業の拡大とともに人員も増加し、現在は現場スタッフの他、牧場業務の改善や経営効率化を図る研究部門やIT部門、食品事業部門、畑作事業部門などで、多様な人材が約700人弱、活躍しています。

目次

肉牛、酪農での圧倒的な競争力と新たなビジネス

短期間で、日本有数の畜産企業へと変貌を遂げた同社の秘密は、それまで難しいとされてきたビジネスモデルの確立と徹底した数値管理にあります。

ノベルズは農畜産分野を成長産業と捉え、イノベーションを通じて持続可能な農業経営を自ら実践するベンチャーとして2006年に誕生。急成長の原動力となったのが、先進的な肉牛生産モデル「交雑種1産取り肥育」の事業化に成功したことでしょう。そのノウハウを酪農にも応用し、現在では和牛、交雑種のブランド牛、生乳の良質かつ大規模な生産体制を確立し、成長を続けています。

同社が掲げるのが、「牛1頭あたりの利益率の追求」「日本一の牧場づくり」です。牧場では牛たちと長時間向き合い力仕事も伴いますが、単純な作業ではそれを実現できません。現場一人ひとりがデータを元に経営感覚、問題意識を持って行動すること、そしてバイオテクノロジー、ICT、機械などの技術を活用し、進化させていくことで成長を支えているのです。

大規模な畜産事業を軸に、多角化を実現

現在、北海道内に12牧場を展開。子牛を育てる「育成牧場」、肉用牛を出荷する「肥育牧場」、生乳などを生産する「酪農牧場」を運営し、2020年末には北海道外では初めての牧場拠点が山形県最上町で稼働を開始しました。

同社グループは、第1次産業の肉牛、酪農事業の強固な生産基盤を背景に、食品加工・販売を手掛ける6次産業化、飼料栽培を推進。また、新たに農業サービス事業にも挑戦することで、グループの総合力と強みを生かし、相乗効果で市場環境の変化にも柔軟に対応し、成長を続けています。

国内初の「1産取り肥育」と素牛生産

グループの中核事業である肉牛事業では、大きく交雑種(F1)と黒毛和種(和牛)の2つの品種、肥育牛と素牛の2つのカテゴリーの肉牛を生産。それを支えるのが、前述した、全国に先駆けて事業化に成功した先進的な生産モデル「交雑種1 産取り肥育」と高度な飼養ノウハウです。

さらに、創業から5年後の2011 年には肉牛事業に続き、酪農事業を開始。肉牛事業で培った黒毛和種(和牛)子牛の生産ノウハウを酪農にも応用。一般的な生乳生産と並行して主産物として市場価値の高い和牛の子牛を大規模に生産、収益の2元化を実現させ、安定的な収益モデルを確立したほか、生乳生産の規模は、酪農王国・北海道において最大へと成長しました。

「交雑種1産取り肥育」

自社生産の黒毛和種の受精卵を交雑種の若い雌牛に移植して受胎させます。借り腹で生まれた和牛子牛を市場で販売する一方、母牛は32ヵ月齢以上の長期飼養と、ハーブ配合飼料の給与により、肉質に付加価値をつけて生産者オリジナルブランド「十勝ハーブ牛」として販売しています。

市場価値の高い和牛子牛を生産

「交雑種1 産取り肥育」で生まれた和牛子牛は約9カ月齢まで育成し、市場等を通じて全国の和牛肥育農家へ毎月数百頭販売。各地の肥育農家の手によって肥育された和牛は、将来各地の銘柄牛などとして流通。ノベルズの素牛は質量両面で国内和牛の生産基盤を支えています。

一気通貫型の生産システム

国内では繁殖、育成、肥育と分業体制で経営する中小規模の畜産農家が多い中、同社ではさらに受精卵生産から食品加工・販売を含めた一気通貫型の事業モデルを構築。また、肉牛、酪農事業の連携により、和牛子牛と生乳の大規模生産の効率化を実現させたのです。

持続可能な農畜産業へ、新たな展開を開始

設立から15年。同社は新たな成長ステージを迎えています。地方にありながら、ノベルズには知的好奇心と行動力を持った人材が全国から集まり、広大な牧場では新たな農業価値、将来の事業シーズが生み出されているんです。

「耕畜連携」で地域共生を推進

酪農牧場から出る家畜排せつ物を、自営のバイオガス発電所の燃料に再利用。電気と同時に副産物として生産される有機液肥の消化液を地域の畑作農家に提供し、乳牛の飼料に好適 なデントコーンの栽培に利用。「耕畜連携」を通じて、地域共生に向け本格的に取り組んでいます。

畜産農家の課題解決に広く貢献

ノベルズ研究所は、事業継続に必要な技術テーマの研究を行い、自社牧場への導入を通じて現場業務、事業経営の効率化に広く貢献しています。全国の大学・研究機関とも連携し、畜産分野での最先端の共同研究にも積極的に取り組んでいます。 また、2021年よりグループの牧場で実証された知的資産を活用し、新規事業としてサービス事業を開始しました。ノベルズブリーディングサービスではその1社で、酪農家に対して研究所で生産した「和牛受精卵」の販売・移植サービスを展開するなど、持続可能な農業の輪を広げています。

牛肉・生乳の生産・加工品販売まで6次産業化を推進

トップシェフも高い評価!自社ブランド「十勝ハーブ牛」

飼料に複数のハーブをブレンドし、通常よりも長い期間をかけて育てた「十勝ハーブ牛」と、米国向け輸出も可能な「N34」の2ブランドを展開。厳しい出荷条件をクリアした牛肉だけを販売しており、長期間飼養によって醸し出される牛肉本来の旨味が強い赤身と、口どけの良いサシが特徴です。

自社流通の確保・販路拡大

食品事業では加工・卸の専門会社様を通じて、「十勝ハーブ牛」を小売、外食事業者様へ販売しています。一方、高級部位から低級部位まで「牛1頭を売り切る」ため、生産者から消費者へ素材のおいしさを直接伝えるために、飲食事業や通販事業を通じて、自社流通、販路確保に向けた取り組みを推進しています。からだにストレスなく飼養された十勝ハーブ牛は、内蔵部位も臭みがなく新鮮な味わいです。そんな希少素材をグループ直営の「十勝ハーブ牛ホルモンMONMOM」で提供中。また、2021年よりハンバーグ事業も首都圏で新たに開始し、牛肉など様々な北海道素材にこだわったハンバーグ&グリル専門店を2021年12 月に開業しました。

家族や友人に語れる企業ストーリー

農業分野で全国初「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞

持続可能な事業モデルの構築に加えて、一般製造業と同様の経営管理を行い、各部門の組織化と連携を推進。様々な社会経験を持った多様な人材が全国から集まり、活躍する中、その個性が最大限に発揮できる機会を提供しています。「働き方改革」を実践し、労働時間の短縮や多様な働き方の推進に向けた取り組みが評価。

地域・農業の未来を担う若者を応援

事業拠点の北海道・十勝地域のスポーツ、芸術文化活動の支援を目的とした「ノベルズ チャレンジ基金」を2020年に創設。また、日本農業・地域農業の明るい未来創造へ、広く農業分野を専攻する大学生1 年生を対象にした給付型奨学金制度「ノベルズ アグリ奨学金」を創設することで、未来を担う若者と地域を応援しています。

他にも、同社グループでは、多くの移住転職者のため、一部事業拠点の周辺に社員寮や借り上げ住宅を用意し新たな生活を応援しているほか、各種資格取得支援制度などを通じて社員のキャリアアップを応援しています。

[採用情報]酪農スタッフ(正社員)募集中

牧場で働くなら、ノベルズでチャレンジ!

創業以来、北海道・十勝を拠点に、持続可能な農業経営を追求しているノベルズグループでは、現在、酪農牧場、肉牛牧場(肥育牧場、育成牧場)で正社員を募集しています。北海道内で12牧場、山形県(酒田市、最上町)で3牧場を経営しており、各牧場では異業種&移住転職を果たした仲間が、数多く活躍しています。業界未経験の方、移住先での仕事の選択肢を検討中の方は、気軽にご相談ください。「ノベルズウェーブ」ではそんな皆さんに役立つ情報を提供するほか、「ノベルズグループ採用サイト」では、現在募集中の求人情報を紹介していますので、併せてご参照ください。

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