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移住体験支援金ランキング2022 こんなに揃う!移住体験制度
移住の豆知識
公開日:2023年3月16日

移住体験支援金ランキング2022 こんなに揃う!移住体験制度

地方移住を検討している人は、少なくありません。しかし、移住支援金についてほとんど知らない人が多く、これはとても残念なこと。そこで今回は、移住支援金ランキングとして、ご紹介いたします。

目次
地方移住のトレンド2022!充実の補助金や支援制度など、移住するなら今しかない

移住支援金とは?

そもそも移住支援金とは何でしょうか。それは、東京23区に在住または通勤する人が東京圏外もしくは条件不利地域へ移住して、起業・就職を行う場合に交付される支援金です。

支援金は単身者の場合は60万円、それ以外の場合は100万円以内。支援金を申請・受給できる条件が決められており、以下の条件を満たす必要があります。

【移住支援金の受給対象者】

移住直前の10年間のうち通算5年以上、東京23区へ通勤、または東京圏(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県、条件不利地域(※1)を除く)に在住し、東京23区へ通勤(※2)していた者。ただし直近1年以上、東京23区に在住または通勤していることが必要です。

※1:東京圏の条件不利地域
・東京都:檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村

・埼玉県:秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町

・千葉県:館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、東庄町、 九十九里町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町

・神奈川県:山北町、真鶴町、清川村

※2:雇用者としての通勤の場合、雇用保険の被保険者である必要があります。

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移住支援金は主に2種類

移住することでもらえる支援金は、主に2種類。「移住支援金」と「起業支援金」です。

●「移住支援金」
「移住支援金」(最大100万円、単身の場合は最大60万円)を受け取るには、前述の条件に加え、移住先が東京圏以外の道府県、または東京圏の条件不利地域(※1)への移住者であることが必須です(移住先は、移住支援事業実施都道府県・市町村に限ります)。

また、就業等については、地域の中小企業等への就業、移住支援金の対象として都道府県のマッチングサイトに掲載されている求人に就業することが条件です。テレワークにより移住前の業務を継続したり、地域で社会的起業を行ったりする場合も対象となり得ます。

●「起業支援金」
これは前述の社会的起業と関連が深く、地方創生起業支援事業として最大200万円が支給されます。都道府県が地域の課題解決に資する社会的事業を新たに起業等する方を対象に、企業等のための伴奏支援と事業費への助成を通し、効果的な起業業等を促進し、地域課題の解決を通して地方創生を実現することを目的とした事業です。

事業分野としては、子育て支援や地域産品を活用する飲食店、買い物弱者支援、まちづくり推進など、地域の課題に応じた幅広い内容が想定されます。都道府県が選定する執行団体が、計画の審査や事業立ち上げに向けた伴走支援を行うとともに、起業等に必要な経費の2分の1に相当する額(最大200万円)を交付します。

全国の移住支援金の額によるランキングと内容

では、全国各地の移住支援金の額はどうなっているでしょうか。前述したように対象エリアでは、移住支援金は単身者60万円、それ以外の場合は100万円というのが一般的と考えてよいでしょう。

ただし、移住支援のかたちはそれだけではありません。地域によって、差がないわけではないのです。

地方移住を検討しているなら、これからご紹介する内容が参考になるかもしれません。

【移住支援金ランキング:住まい編】

純粋にお金を支給する以外にも、家を提供する、住居費を補助するなど、地方移住する人に対し、住まいに関する経済的な援助するという自治体もあります。そのような住居に関連したサポートを行っているランキングをご紹介します。

1.島根県飯南町

島根県中南部にある飯南町では「定住促進賃貸住宅」制度を用意しています。これは、新築住宅に25年以上住むことを条件に、土地建物をもらえる制度です。

月4万円の家賃を支払いながら25年間住み続ければ、新築住宅が手に入ります。「25年は長い」と思う人もいるかもしれませんが、住宅を購入する際、「終の住処」ととらえて手に入れる人は少なくないでしょう。そう考えれば、一概に「25年は長い」とはいえないのではないでしょうか。

ただし、25年未満に退去した場合、家賃12カ月分の違約金が発生するので、そのことも頭にすみに置いておくのがいいかもしれません。

2.北海道赤井川村

北海道の6つのエリアのうち「道央」に属する赤井川村。豊かな自然に恵まれ、面積の大半を森林が占める村です。

赤井川村では2016(平成28)年から「移住・定住支援事業」をスタート。赤井川村に10年以上居住する人に向け、住宅建設資金300万円を支給しています。

また、新築建設後3年間は固定資産税を半額にする優遇措置を実施。定住による人口増加、地域活性化を目的に取り入れられました。

赤井川村は、NPO法人「日本で最も美しい村連合」発足時の7つの加盟町村の1つで、美しい村を美しい姿のまま守る活動を続けています。

※NPO法人「日本で最も美しい村」連合
3.島根県雲南市

島根県東部に位置する雲南市では、住宅関連の工事費の助成などを行っています。

「木造住宅耐震改修補助事業」「がけ地近接危険住宅等移転事業」など自然災害から身を守る対策として、住まいの改修工事や移転を推奨しています。

また雲南市では、市営住宅に入居する子育て世帯の家賃を最長で3年間減額するなど、子育て支援にも力を入れています。

【移住支援金ランキング:子育て編】

住まいに関する支援はと同様、子育て支援も多くのファミリーに喜ばれるもののひとつです。

地方移住を考える理由として「自然のなかで子どもを育てたい」がよく挙げられるので、「地方移住」と「子育て支援」は好相性といっていいかもしれません。

そう考えると、育児支援のための経済的サポートが充実していたり、子育て世帯を支えるさまざまな仕組みが用意されていたりする自治体は、より魅力的に見えてきませんか。

子育てにお金はつきものですから、地方移住を考える人にとって子育て支援は、移住支援金に近い意味を持ってくるのではないでしょうか。お金の支援があるのに近いといえるでしょう。そんな観点からとらえたランキングをご紹介します。

1.大分県豊後高田市

子育て支援に特に力を入れているのが、大分県北東部にある豊後高田市。「子育て世代いらっしゃい引越し応援事業」を推進しているので、それだけでも「地方移住して子どもを育てたい」ファミリーに相性抜群といえるでしょう。

また、「幼稚園・小学校・中学校の給食無償化」「がんばる高校生応援金(バス通学支援制度)」などもあり、子育てファミリーにとてもやさしいエリアです。

積極的に子育て世帯の支援をするとともに、定住促進をしている豊後高田市は、地方移住を検討する人にとって、きわめて魅力的な候補地といえるのではないでしょうか。

2.長野県宮田村

長野県南部に位置する宮田村は、子育て支援に関する補助金がずらり。下記に挙げたように、これだけ豊富に用意されているとなると、育児中であったり、これから子育てを考えたりしている人は、自然に興味がわいてくるのではないでしょうか。


宮田村の子育て支援補助金

・輝く子育て応援事業(誕生祝金、保育料助成、輝く子育て応援金、子育てファミリー転入奨励金、小中学校入学祝金、小中学校給食費補助、小中学校通学鞄支給、ふるさと18きっぷ)
・ママサポート事業
・母乳相談事業
・産後ケア事業

特に、子育てファミリー転入奨励金が用意されているのは、地方移住希望者にとって大きな魅力ですよね。

3.北海道沼田町

北海道の道央エリアに位置する沼田町のモットーは「未来を創る子どもたちを地域ぐるみで愛し、育てています」。数々の子育て支援を行っていて、沼田町出産祝金支給事業では、出生児1人あたり10万円を支給しています。

子どもが生まれた後の応援も充実。子どもの遊び場の提供、子育て世帯の情報交換から援助など、沼田町ではさまざまな子育てサポートを受けることができます。

また、沼田町では子育てに関する情報を親どうしが共有し、心配ごとを一人で抱え込まずに話せる環境づくりにも取り組んでいます。


「住まい編」「子育て編」ともにランキングの順位は便宜上のものですが、一応の目安になり、地方移住のエリアを検討するための参考になるはずです。

北海道と十勝の移住体験金

実際に地方移住し、受給できる移住支援金はもちろんうれしいのですが、まずはその前に気になるのが、地方移住するエリア選びでしょう。

そのエリア選びの段階からサポートしてくれる自治体もあり、これから地方移住について本気で検討したいと思っている人には、とてもありがたいですよね。

たとえば、北海道では移住支援だけでなく、移住体験金も用意している自治体もあります。東京圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)などから下見で足をのばすにも、それなりの費用がかかるため、移住体験金などのサポートは大いに喜ばれています。

ここでは、北海道や十勝の移住体験サポートをご紹介します。

※申込期間が終了していたり、定員に達していたりする場合もありますので、詳細は各市町村などにお問い合わせください。

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【北海道の移住体験金・移住体験サポート】

①標茶町お試し暮らし

釧路・根室エリアにある標茶町(しべちゃちょう)では、移住を考えている方に7日間から1カ月の間、居住するための住宅を貸し出しています。

https://town.shibecha.hokkaido.jp/gyousei/ijuu_kouryuu/otameshi.html
②美幌町 移住体験住宅

オホーツクエリアに位置する美幌町(びほろちょう)では、移住暮らしを迷っている方のために「びほろ暮らし体験住宅」を用意しています。

タイプは2つ。短期間の体験希望者向け、1泊から宿泊できる民泊タイプ。長期での体験者向け、1カ月から利用できるマンスリー賃貸タイプ。

すべての住宅に光回線のインターネット環境を整え、リモートワークやワーケーションのニーズにも対応しています。

https://www.bihoro-iju.com/experience/house/
③すながわお試し暮らし

北海道の道央に位置する砂川市。

いきなり移住するのはちょっと抵抗があるという方や、「住んでみたらイメージしていた北海道暮らしと違った」とならないかという不安を抱えている方のために、お試し暮らしをご用意。

2週間から2カ月以内の利用ができ、2つのお試しハウスがあります。

https://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/shisei/kikaku_keikaku/ijuu/otameshigurashi/otamesigurasi.html https://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/shisei/kikaku_keikaku/ijuu/

【十勝エリアの移住体験金・移住体験サポート】

①帯広市 移住応援プラン

北海道帯広市または十勝管内(※)の企業への就職を希望されている方のための個別プランです。就職を検討する企業への訪問が決定した方が申し込むことができます。

企業訪問と帯広市役所での相談以外は自由行動となり、帯広までの交通費と宿泊費として、最大6万円の補助が受けられます。

https://slow-life-hokkaido.com/ja/obihiro-tokachi-rural-migration-support-plan/ 田舎暮らしは、仕事・住みやすさ・手厚い移住支援が決め手!北海道帯広市をおすすめしたい理由
②帯広市 ちょっと暮らし

短期間の移住体験を希望する方で、3泊以上滞在する方に対し、民間事業者(ちょっと暮らしサポーター)と連携し、滞在施設を割安で提供します。

https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/iju/1007690/1005890.html https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/iju/1007690/index.html
③帯広市 2地域居住をはじめる旅

帯広市での二地域居住等を検討される方へ向けたツアーを用意。滞在中、帯広市職員に二世帯居住や移住、帯広での暮らし、就労、起業・副業等に関する相談ができます。また、生活に必要な施設等の見学も可能です。

https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/new_journey/2chiiki/obihiro/index.html
④清水町 移住体験住宅

清水町へ移住を希望している方に対し、移住体験住宅を用意。移住体験住宅は生活用品、家具、電化製品を備え、生活体験がしやすくなっています。

https://www.town.shimizu.hokkaido.jp/tourism/details/post_21.html
⑤浦幌町 ちょっと暮らし

北海道移住に関心のある方に対し、浦幌町(うらほろちょう)の魅力や生活環境の良さを知っていただくため、生活体験のための住宅(必要最低限の生活備品付き)を用意しています。

住宅は短期滞在用と長期滞在用があり、北海道や十勝への移住、二地域居住に関心のある方を受け入れています。

https://www.urahoro.jp/iju_teiju/01_iju_taiken/taikensyabosyu.html
⑥音更町 短期移住体験住宅

移住・定住を希望する人に対し、生活備品を備えた移住体験住宅を用意。利便性の確認や、移住に向けた住居探し・仕事探し、音更町の魅力探しなどの活動拠点として利用できます。四季を問わず利用可能です。

https://www.town.otofuke.hokkaido.jp/kurashi/iju/ijyu-teijyu.html

地方移住について、あれこれ分かってきましたか。もしも興味が深まったのなら、実際に気になる自治体・市区町村などのウェブサイトを確認してみたり、短期移住体験の問い合わせをしてみたり、次の一歩を踏み出してみませんか。

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創業以来、北海道・十勝を拠点に、持続可能な農業経営を追求しているノベルズグループでは、現在、酪農牧場、肉牛牧場(肥育牧場、育成牧場)で正社員を募集しています。北海道内で12牧場、山形県(酒田市、最上町)で3牧場を経営しており、各牧場では異業種&移住転職を果たした仲間が、数多く活躍しています。業界未経験の方、移住先での仕事の選択肢を検討中の方は、気軽にご相談ください。「ノベルズウェーブ」ではそんな皆さんに役立つ情報を提供するほか、「ノベルズグループ採用サイト」では、現在募集中の求人情報を紹介していますので、併せてご参照ください。

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