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Uターン就職者に聞いた!Uターンして良かったこと、悪かったこと
移住の豆知識
公開日:2023年3月10日

Uターン就職者に聞いた!Uターンして良かったこと、悪かったこと

「Uターン」とは、地方出身者が進学や就職で都会に出た後に、ふたたび自分の出身地に戻って働くことを指します。今回はUターン就職した20代、30代、40代に良かったこと、悪かったことを聞きました。

目次

Uターン就職をした理由は?

Uターンを選択する人の理由も様々でしょう。「都会の喧騒に疲れた」や「都会で感じる埋没感」などストレスや漠然とした将来への不安を理由に「田舎に帰りたい」と思う人。また、結婚して家族を持ち、子どもの教育や住宅環境を考え、「自分の育った田舎で子育てしたい」。さらには、「親が高齢で長男だから」や「先祖代々の土地の継承」といった家族を理由にしたUターンもあるでしょう。

20代Aさん(女性)の場合は「大学生活を含めて8年ほど東京で暮らしていました。仕事も上手くいっていましたが、帰省した際に再会した同級生とお付き合いをして、結婚を機にUターンしました。看護師資格を持っていたので、すぐに地元の病院に勤められました

30代Bさん(男性)の場合は「10年と少し東京で過ごし、ITエンジニアとしてフリーランスで生活していました。会社に寝泊まりすることも多く、子どもが産まれたときに、このまま妻と子どもと遊べない生活で良いのだろうかと疑問を抱き、年収は下がりましたが地元企業に転職してUターンを果たしました。地方はITエンジニアが少ないので、活躍する場所はたくさんあると思います」

40代Cさん(男性)の場合は「20年以上、東京で暮らして家族もいました。子どもが小学校へあがる際に、Uターンを考えました。出版社勤務が長く、仕事を探すのは苦労しましたが、地元に本格的な編集経験者がいなかったので、プロダクション事務所を立ち上げました。リモートワークが進んでいたので、東京の下請けの仕事だけで事務所運営できています。最近では、地元の広報活動もお手伝いすることも増えて順調です。妻は料理が得意でしたので、本人の念願だった小さなカフェをオープンしました。夫婦共に楽しく働くことができています。

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3人に共通しているのが「得意分野」を生かしたUターンです。地方には、資格保持者や人材が豊富な東京で荒波に揉まれてきた経験を生かすチャンスはたくさんあるようです。例えば、業界が変わろうとも、職種経験が生きるということが多いようです。

Uターンのメリットは?

多くのUターン希望者が夢見るのが「自然を体感できる生活」や「ストレスフリー」なゆたかな暮らしでしょう。ところが、実際にUターンした人たちに聞くと少し違ってきました

先ほどの20代(女性)は「人との距離感が近くて監視されている感じが嫌でした。むしろストレスに感じていましたよ。ところが半年、1年を過ごすうちに、相手のことを知ることが増え、安心感が大きくなってきました。今では近所付き合いが楽しくて、挨拶したりされたりする生活っていいなと思っています」
30代(男性)は「東京時代はエンジニアとしては、そこそこできる程度でしたが、Uターン後はトップクラスです。もちろん胡座は書かず日々、勉強をしていますが、責任感とやりがいを感じられる今の方が楽しく仕事できています

40代(男性)は「土地付きの一軒家を建てられました。仕事が終わったあとに広い部屋でくつろぎ、休日には自宅前でBBQなんて、東京時代は考えられませんでした。空を眺めながらのビールは最高です。今の生活を離すことはできません。多少の仕事の失敗や心配事も吹き飛ばすくらいの発散が日常的にできることが大きいですね」

いかがでしたでしょうか。都会生活と田舎暮らしは住んで初めてわかるようです。

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Uターン就職で失敗しないための3つのステップ

Uターン就職は人生において大きな決断となるでしょう。だからこそ、失敗、後悔しないように以下の3つのステップを考えてから行動に移してほしいです。

ステップ①

1 Uターンしたい理由を整理する
どうして今Uターンしたいのかを改めて考えてください。「東京が嫌なのか」と「会社が嫌なのか」は違います。会社が嫌すぎて自暴自棄となり、東京が嫌だと勘違いする人もいます。実際は、転職したり、都内で引越しをするなど環境を変えることで、人生が好転することもあります。また、親の介護もしっかりと親と話し合い、本当に自分が帰る必要があるのかも今一度、考えることも大事です。両親と自分の両方にとって最もよい選択肢を話し合って導いてください。「子どもを自分が生まれ育った環境で育てたい」も同じです。パートナーとしっかり話し合い、都会の環境下で育てることでどんなデメリットがあるのか。意外と自分がふるさとに帰りたいから前述の理由を口にして正当化しちゃうこともあるので、理由をしっかりと整理して、考え抜くことも大事です。

ステップ②

2 Uターンを決めたら仕事(就職先)を決めます
Uターン就職では、必ず戻ってくる理由を聞かれるでしょう。できれば、①で整理して決めた理由の先も考えておいてください。「○○が理由で帰ることを決断しました」の後には「そして、Uターン先(地元)にとって、御社にとって○○をしてきた経験を生かし、将来は○○をします」とUターン就職をする目的の先の未来のビジョンを伝えられるよう準備してください。単に「帰りたかった」では、就職先の地元企業からすれば「覚悟が足りなそう」と感じられることだってあります。都会で経験したからといって、覚悟のない人材と判断をされれば「すぐ辞めてしまいそう」と映ります。

ステップ③

3 国や都道府県、自治体の助成制度を調べる
実際の就職先が決まると、あとは引越しだけです。Uターン就職ですから実家がある人もいるでしょう。引越し代がかかることも想定内だと思い、指折り帰る日を待ってしまうかもしれません。ところが、最近は地方移住がトレンドで、国を挙げて地方移住を促進しています。そのための助成金や支援制度もいっぱいあります。住むだけで100万円の支援や、引越し代、住宅(家賃)補助、自動車を無料で貸してくれるなど、多くの支援制度が揃います。地元からすれば、勝手知ったるUターン就職者は大きな人材です。Iターン、Jターン移住者よりも長く住んでくれる可能性が高く、支援も惜しむことはないでしょう。できれば、就職活動中に地元の役所を訪問し、地方移住者の受け入れ促進をしている関係部署に挨拶をしてきましょう。必ず、お得な支援制度を紹介してくれるはずです。

いかがでしたでしょうか。Uターン就職の良し悪しを感じてもらえたでしょうか。ノベルズでは多くの地方移住者が働いております。もちろん、Uターン就職者もいます。募集職種をご覧になり、何か不明点などお気軽にお問い合わせください。

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