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生涯に渡って〈好きを追求できる〉会社がノベルズです

福田さん(肉牛)

  • 肉牛

福田さん(肉牛)

鳥取県出身 / 2020年入社
肥育(株式会社ノベルズ・足寄牧場)

(公開日:2021年2月2日)※掲載内容は取材当時のものです

 

旅立ち

鳥取から神奈川を経て「なにもない」十勝へ

鳥取県鳥取市で生まれ育ち、中学時代に出会った理科の先生の影響で自然科学と生物に没頭。高校を卒業するまで野生動物を研究し、中でも外来動物や害獣対策を学んでいました。その後、神奈川県の大学に進学し、獣医学部動物応用科学科で生物研究を専攻するまでに。中学時代の先生は私の生物研究人生における恩師です。

 

就職は悩みました。研究を続けるには大学院に進学するか、あるいはネイチャーセンターや動物園といった狭き門の就職先くらいで、しかも、安定的で大きな収入には結びつきません。奨学金も借りていたので、自立した生活をするにはそれなりの所得が必要です。「好きなことでお金を稼ぐ」という条件を突き詰めていった結果が、ノベルズでした。

 

 

北海道への移住は、地元鳥取県からさらに(神奈川県)遠くなることが親を説得する上で少しばかり大変でした。説得の際は、大学を卒業して農業(一次産業)に就くことも心配されましたが、そこはノベルズの会社規模や給与体系・福利厚生などを説明することで納得を得られましたね。

 

北海道自体は、インターンで1ヶ月ほど住んでいたことはありましたが、十勝には一歩も足を踏み入れたことはありませんでした。

 

十勝の印象は「なにもない」でした。鳥取で生まれ育ち、地元を田舎だなと自負していたのですが、それ以上の田舎が十勝でしたから。現在は上士幌町から足寄牧場まで通っていますが、慣れない住環境と仕事に慣れるのに精一杯です。新型コロナの影響も気になりますが、まとめて休みが取れたら実家(鳥取)に帰省して、両親にしっかりと報告したいですね。

仕事

牛を知り、将来はデータサイエンスの道で貢献したい

足寄牧場は肥育牧場です。酪農牧場とは異なり業務は餌やりから治療まで、肥育に関わるあらゆる作業(堆肥は別部署)を担当します。1日のスケジュールは、毎日多少異なるものの7時に出社し、餌を重機で配布し、午後からは牛の体調や症状に合わせた(獣医師の指導の元)治療に携わることが多いですね。定時は17:30まで。終わると自宅のある上士幌町に帰ります。周囲に飲食店などがないので、自宅と牧場を往復する毎日が多いかもしれません。

 

一見、つまらない毎日かと思うかもしれませんが、「好きを続ける」ために就職した会社です。足寄牧場では、約2400頭の牛を飼育していますが、動物を観察するという「好き」ができることに楽しみを覚えています。ただ、多くの牛を見なくてはいけないので、1頭をじっくりゆっくり観察できないのが少し残念ですね。

 

広い牧場、重機などすべてがダイナミック

 

新卒での入社から半年以上が経過しましたが、未だ「やりがい」を見出すのは難しいかなと思っています。治療は「もっと勉強しないと」と知識不足を痛感していますし、そもそも牛全般の知識が足りていません。和牛とF1(交雑種)の育て方も違うので、今はどこまで学べばよいかゴールが見えない状態での作業です。

 

圧倒的な情報と経験の乏しさで応用やアイデアも出せないでいます。もう少し勉強しないと「やりがい」は生まれてこないと思っています。とはいえ、「好き」を仕事にしている点でモチベーションは落ちていません。

 

将来は、データを用いて牧場運営に有益な知見を引き出すためのデータサイエンスを担当したいと思っているので、グループ内のIT部門にも興味があります。現在はエンジニア知識がないので、牧場現場を経験した後は、エンジニアも学びたいですね。

 

ノベルズには、多くの過去データが蓄積され、活用されています。将来的には、牛を目視ではなく、AIが対処法を導き、ケアできる仕組みづくりにも携わりたいですね。

社風

同世代が同じ目標に向けて切磋琢磨するのが足寄牧場

足寄牧場のメンバーは年齢が若く、多くが20代です。同世代ということもあり、話しやすい環境が整う現場です。質問や相談もできるのですが、広い牧場内では皆が自分の業務をしているので、物理的に合って話すタイミングが少なく、朝か仕事終わりに相談する感じが多いです。

 

逆に個人での作業が多く、業務の裁量性が高いので自由度はあります。とはいえ、2000頭以上の牛の管理ですので、毎日時間に追われています。冬は日が沈むのが早いので、明るいうちに作業を終わらせるために大忙しですよ。これではバラバラに動く組織をイメージされるかと思うのですが、牧場スタッフの統一感は高く感じます。皆が同じ目標に向かい、作業状況や課題・問題などもきちんと情報共有できているからですね。

 

休日は、アコースティックギターを弾くかドライブしています


 

趣味はアコースティックギター(アコギ)を弾くこととドライブです。アコギは大学時代にはじめて、それ以来ずっと続けています。家でふと気づくと抱えているくらい好きです。今はサイレントギターも含めて手元に3本あります。

 

移住してからは、外(大自然の中)では弾けますが、住んでいるのが集合住宅なので、自宅では小さな音でしか楽しめません。屋内で思い切り弾けないのが残念ですね。

 

車が好きでドライブもよくします。最近、車を買い替えたこともありドライブは趣味の一つとなっていますね。天気の良い日はナイタイ高原にでかけ、絶景を眺めているだけで心が癒やされます。好きな車を走らせ、雄大な自然と絶景を楽しめ、そこでアコギを弾けば、もう言うことなしですね。まとまった休みが取得できたら知床に足を伸ばしてみようと思っています。

 

先ずは、やりがいを感じられるよう牛の知識を吸収し、自分が何をどうすれば牛の成長を促し、肉質の良い牛を育てられるか。また、会社に貢献できるか。そして、自分の好きを追求していくのが目標です。

プロフィール紹介

出身:鳥取県
「鳥取砂丘」で有名な鳥取県鳥取市で生まれ育ちました。「松葉カニ」「紅ズワイガニ」「岩牡蠣」といった日本海の海の幸のほか、神話「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」の舞台でもあります。

経歴・キャリア

2020年3月 麻布大学卒業
2020年4月 ノベルズ入社
ノベルズ足寄牧場 肥育部門配属

座右の銘

「とりあえずやってみる」
何事もやりたいなと思うことがあってもなかなか実行するのは難しいことがあります。
今はいいや、後でいいやでは可能性も生まれないので、気になったらまず実行することを心がけて生活しています。

オフの過ごし方

アコースティックギターとドライブが趣味です。休日は必ずと言ってよいほどどちらかで癒やされています。世界遺産「知床」へのドライブが近々のプライベート目標です。

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