- 肉牛
皆に支えられた恩を忘れず「スーパーヘルパー」に成長して恩返ししたい!
(公開日:2017年7月10日)※掲載内容は取材当時のものです
雄大な自然に憧れて、北海道にやってきたのは18歳の春。
牛の繁殖に関する研究にどっぷりのキャンパスライフを送り、卒業後も北海道の牧場で働きたいと思っていました。
ただ、いざ就職活動を始めようと思い立ったとき、牧場は数あれど、違いがよく分からない。肥育か繁殖か、それとも一貫か。分野の違いは分かっても「ここ!」という決め手に欠けるのが正直なところでした。
その中で異色の存在だったのがノベルズです。企業化しているのもそうですけど「数値化」「IT化」「交雑種1産取り肥育」「耕畜連携サイクル」と、理系の私をワクワクさせるようなワードが並んでいました。その反面、牧場らしいアットホームな雰囲気もすごくステキで、次第にここで働きたいと思うようになりました。
私が入社した頃のノベルズは、まだ上士幌町内にしか牧場がなく、事務所はプレハブ小屋、従業員も50人程度。リーダーもまだ育っておらず、雄一郎社長が各現場に赴いては檄を飛ばし、若い社員たちを引っ張っていました。
私の仕事はというと、事務業務をこなしつつも、十勝ハーブ牛の商談会に参加したり、業務の数値化を進めたり、とにかくいろんな方面に首を突っ込んでいました。そのおかげで早い段階から会社全体のことを把握でき、会社や仲間たちのために自分にできることは何かを考えるようになっていました。
人事部の一員として私たちが目指したのは、年齢も性別も国籍も関係なく誰もが笑顔でイキイキと働ける牧場です。
全国から集まってきた仲間たちにはやっぱり「ここに来て良かった」と思ってもらいたい。そのために、制度づくりはもちろんですが、仲間がつらいときや悩んだときに頼ってもらえる存在になりたいとずっと思ってきました。
採用活動にも入社当初から携わってきたので、私より後に入った若いスタッフはみんな弟や妹のような存在。一人ひとりと大切な思い出があります。その中でもある外国人技能実習生と過ごした日々のことは、今でも忘れられません。
その子は、アジアのある国から3人で北海道にやってきたのですが、そのうち2人が諸事情により早々に帰国。1人残されたその子は、右も左も分からない土地で不安だらけの毎日を送っていました。牧場の仲間たちも彼女のことを気にかけてくれていましたが、言葉が通じないので想いはなかなか届きません。
私にできたのは、ただ寄り添うことだけでした。
買い物や食事にはできるだけ付き添い、身振り手振りで想いを伝え続けました。
一緒に過ごしているうちにだんだんと笑顔を見せてくれるようになり、いつの間にか仲の良いお友達に。自宅に招いてくれて、料理を振る舞ってくれたときは本当にうれしかったですね。
「ここまで頑張ってこられたのはあなたがいたから」
帰国の日、彼女がかけてくれた言葉を思い出すと今でもホロっときちゃいます。
入社から数年経った今、会社は組織化され、頼もしいリーダーも次々と誕生。業務の数値化(見える化)も進んだことで、社長が事あるたびに現場に出向かなくても問題が放置されることはなくなりました。
また、2016年には、多様な人材が能力を発揮できる職場として経済産業省主催の「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞。農業分野の企業では初めての快挙だと新聞にも取り上げられました。
私自身も産休・育休を取得させていただき、働くママとしても「いい会社」だと素直に思えます。
でもまだまだ道半ば。これから仲間になる皆さんにも「ここに来て良かった」と思ってもらえるように、より良い職場づくりに挑んでいくつもりです!
学生の皆さん、求職者の皆さん、これからも私たちノベルズは、仲間たちがイキイキと働ける職場づくりを進めてまいります!
不安なことも多いかもしれませんが、私が力になります!
だから安心してノベルズに飛び込んできてくださいね。
出身:静岡県
静岡の金谷町という小さな田舎町からやって来ました。ミカンやお茶の生産が盛んな温暖な土地です。シラスやマグロなど、おいしい魚も自慢!近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!
2011年 | 入社、事務職 配属 |
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2016年7月 | 出産・育児休暇取得 |
2017年4月 | 人事部復帰 |
「笑う門には福来たる」
仕事でもプライベートでも、いつも笑顔でいたい。明るく過ごしていれば、きっと明るい未来がやってくる。だから笑顔を忘れずに!
インドア派なので、出産前は自宅でテレビ見たりマンガ読んだりしていました。出産後は子どもと遊んでばかりいます!