十勝ハーブ牛、子牛(素牛:もとうし)、そして和牛を生産する仕事
「自社ブランド交雑種雌牛の十勝ハーブ牛」と、「月齢9カ月前後の黒毛和牛や交雑種の肉用子牛(素牛:もとうし)」を生産し、全国に出荷するノベルズグループの肉牛事業部のお仕事を紹介します。
育成と肥育の8つの肉牛牧場から年間2万頭を出荷!
ノベルズグループ中核である肉牛事業部
ノベルズグループ創業以来の中核事業である十勝ハーブ牛と子牛(素牛)の生産を担う生産事業部。育成、肥育合わせて12の牧場を運営しています。肥育牧場を運営するのは株式会社ノベルズ(上士幌牧場、足寄牧場、音更牧場)、株式会社延与牧場(弟子屈牧場)、株式会社ノベルズ最上、育成牧場を運営するのは、株式会社ノベルズDF育成牧場、株式会社ノベルズ(標茶牧場)、株式会社延与牧場、株式会社イートラスト、株式会社酒田DF育成牧場となっています。
肉牛事業部の業務には、ノベルズ創業以来の高度なノウハウが蓄積され、全国の畜産業界でも一定の評価を得ています。
繁殖部門
牛の発情のタイミングを見極め、受精卵移植により種づけしていくのが主な役割です。短い期間で効率良く妊娠させ、受胎率を向上させるのが目標です。
分娩部門
母牛の状態を見ながら分娩の兆候を見極め、安全に子牛を産ませます。死産を避けるために必要に応じて獣医師とともに分娩介助や帝王切開などの処置を施します。
採卵部門
繁殖雌牛の体内で受精卵を生成します。いかに効率良く受精卵をつくれるかは、牧場スタッフの腕次第。スピードと技術力が求められます。
飼料部門
牛種、段階ごとに飼料を設計。生成したのち、トラクターで牛に与えていきます。食べ残しや他部門の成績をチェックし、最適な飼料を考え出すのも大切な仕事です。
肥育部門
ノベルズ独自の技術により、素牛を食肉市場で高い評価を得られる高品質な肉牛へと育てます。トータル32カ月以上の長期飼養後に肥育牛として出荷するユニークな生産手法で、全国に先駆けて大規模な事業化に成功しました。
育成部門
生まれたての子牛を、月齢9カ月前後の素牛と呼ばれる状態まで育てます。成長に合わせ、ミルクから飼料へと少しずつ変えていくことで、ルーメン(一つ目の胃)を大きくしていきます。そうすることで肥育に最適な牛が育ちます。
堆肥部門
飼養牛の排泄物の水分を抜き、発酵させ、戻し堆肥と呼ばれる敷料をつくります。短い期間でどれだけ早く水分を抜けるか、効率的なリサイクル計画を立案・実行します。
ノベルズ研究所
分子生物学的手法を基本とし、受精卵の生産からあらゆるステージの「牛」を対象に、あらゆるテーマの研究を通じて、企業の付加価値を最大限に高めることがミッションです。
肉牛販売管理部
より高付加価値の子牛(素牛:もとうし)や肥育後出荷した枝肉などを全国各地に販売する活動がミッション。肉牛事業部のサプライチェーンの川下工程を担います。