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生乳と子牛を同時生産 循環型農業の理想を掲げて

生乳のみならず、黒毛子牛を同時生産する独自スタイルの酪農に加えて、バイオガス発電所を仲立ちとする循環型農業を推進するノベルズグループの酪農事業部のお仕事を紹介します。

 

国内屈指の生乳出荷量を誇るノベルズデーリィ―ファームの酪農牧場

 

従来の酪農業の枠組みを超えた新しい循環型農業を推進

道内屈指の大規模ギガファーム

年間3万7千トンの生乳を出荷し、道内屈指の規模をもつ酪農ギガファームを運営する株式会社ノベルズデーリィーファーム。北海道十勝管内 上川郡清水町の酪農牧場で3,700頭規模のホルスタインを飼養する同牧場は、肉牛事業で培った受精卵移植のノウハウを生かして生乳と子牛を同時生産し、デントコーン主体の独自の飼料設計を採用。

 

2017年からは、酪農牧場のバイオマスを有効活用するバイオガス発電所が本格稼働。地域の畑作農家さまと連携してデントコーンの作付面積を拡大するなど、酪農事業部は、従来の酪農業の枠組みを超えた新しい循環型農業を推進しています。

 

酪農事業部が推し進める循環型農業は、地域と共に繁栄することを願う地域共生の考え方に基づいています。

 

現在は北海道十勝管内 十勝郡浦幌町に開設した株式会社浦幌デーリィファームとの2牧場体制となり、2020年度には清水・浦幌合計の出荷乳量は5万トンを突破。2021年秋には山形県酒田市内の新たな酪農拠点、株式会社鳥海高原デーリィファームでも稼働を開始しました。

 

繁殖部門

牛の発情のタイミングを見極め、受精卵移植により種づけしていくのが主な役割です。短い期間で効率良く妊娠させ、受胎率を向上させるのが目標です。

 

分娩・診療部門

母牛の状態を見ながら分娩の兆候を見極め、安全に子牛を産ませます。死産を避けるために必要に応じて獣医師とともに分娩介助や帝王切開などの処置を施します。

 

搾乳部門

朝・昼・夜の1日3回、ミルカーと呼ばれる機械で生乳を絞ります。エサの配合や、環境整備など、さまざまな取り組みから生乳量を増やすことを目標としています。2交代のシフト制で働いています。

 

飼料部門

牛種、段階ごとに飼料を設計。生成したのち、トラクターで牛に与えていきます。食べ残しや他部門の成績をチェックし、最適な飼料を考え出すのも大切な仕事です。

 

 

 

 

 

堆肥部門

乳用牛の排泄物の処理をします。肉牛と比べ水分が多く含まれていることから、一部はバイオガス発電の原料として利用されます。

 

バイオガス部門

主に酪農牧場から搬入した乳牛の排泄物を原料に、発電を行います。また、発電後に出てくる消化液(液体肥料)を地域の畑作農家さまの畑に散布します。

 

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仕事内容の紹介

ノベルズの牧場には、牛の成長に合わせてさまざまな仕事があります。

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