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田舎暮らしの仕事のあれこれ教えます。あなたのスキルが田舎で活きる
移住の豆知識
公開日:2023年2月13日

田舎暮らしの仕事のあれこれ教えます。あなたのスキルが田舎で活きる

田舎暮らしに憧れている人は、少なくありません。都会で暮らしている人が、実際に田舎暮らしをしようとする場合、多くの人が気になるのは「田舎に仕事があるのか」ということ。そこで今回は、「田舎暮らしにおける仕事」についてご紹介します。


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目次

田舎暮らしを実現するための仕事は、自分のスキルとの照らし合わせが大切

あなたは、「田舎には仕事はない」と思っていませんか。田舎暮らしを実現するにあたって、気になるのは「仕事があるかどうか」ということですよね。それに答えるなら、仕事はあります。

田舎には人材が不足している仕事がたくさんあるものの、田舎の求人情報について目にする機会が少ないため、田舎では人材が足りていないという事実が認知されにくいのかもしれません。

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実際、都会における求人情報はインターネットやアプリ、雑誌などにあふれているのに、田舎における求人情報は見つけにくく、そのため、「田舎には仕事がない」という誤解が生まれやすいのでしょう。

田舎には、仕事がないわけではありません。とはいうものの、都会と同じだけの求人の数や、仕事の種類があるわけではありません。同時に、田舎だからこそ求められるスキルや職種、というものもあります。ここで大切なのは、「自分に合う仕事があるのか、ないのか」ということです。

地方の仕事の課題や特徴「担い手が不足気味、収入が都会ほど高くない、求人情報数が多くない」

そこで、あらためて整理しておきたいのが、以下の3つのポイント。

1.地方では仕事の担い手が不足気味であること。
2.収入が都会ほど高くないこと。
3.求人情報数が多くないこと。

1.地方では仕事の担い手が不足気味であることについて。
仕事の担い手が不足気味、つまり働き手が足りていないということですから、仕事を見つけ、地方移住して、田舎暮らしを始めたい人にとって、プラス(メリット)の情報といえるでしょう。

2.収入が都会ほど高くないことについて。
デメリットにとられがちですが、実はそうでもありません。なぜなら、収入が都会よりも低かったとしても、居住費(家賃、賃料)が都会とは比べようにならないくらい安かったり、食材が安く、食費を含めた生活費が大幅に抑えられることが珍しくないからです。

特に、住居費に関しては、都会に比べて地方(田舎)ではタダ同然とはいわないまでも、比較にならないくらい安い場合もあります。極端な場合には、住居そのものを市町村が用意してくれて、家賃がまったくかからなかったり、かかったとしてもごく僅かだったり、そうでなかったとしても家賃補助の割合が高かったりすることもあります。

さらに、都会では庭を持つことや、住まいの周辺に豊かな自然があることはなかなかありませんが、地方(田舎)では庭が持てたり、豊かな自然に囲まれながら暮らせたりすることが少なくありません。

これで「収入が都会ほど高くないこと」が単純にマイナス点だといえないことが、わかっていただけたのではないでしょうか。

3.求人情報数が多くないことについて。
都会と比較すると、求人情報が豊富とはいえないかもしれません。しかし、田舎はそもそも都会より人口が少ないため、都会と同じだけの求人数があるわけではありません。

だからといって、田舎では人口に対して求人が少ないわけではありません。それに、ここでいう「求人情報数が少ない」とは、「求人が少ない」とは厳密にはイコールではなく、「求人情報の数が少ない」、要するに「田舎では、求人情報を知ることができるウェブサイトや雑誌などのメディアが少ない」という意味も含まれています。

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地方移住を狙う方、必見! 田舎暮らしの仕事の種類を紹介

それでは地方移住を考えているあなたに、田舎暮らしができる仕事の種類を紹介します。

●農林水産業。
まずは、田舎暮らしから想像する人が多いであろう、農林水産業。つまり、第一次産業の仕事です。地域にもよりますが、移住者のために農地付きの家を用意しているケースもあり、田舎暮らしの醍醐味といえるかもしれません。

●製造業など。
また、製造業のような第二次産業も地方には数多くあります。製造業の仕事は特別な資格が不要の場合が多く、これまでの経験にあまり関係なく、チャレンジしやすいのも魅力。第一次産業においても、第二次産業においても、後継者不足は深刻で、特に地方では少子化の影響もあり、人材が枯渇しています。それは伝統工芸の現場でも同様で、都会からの移住者を歓迎してくれることが少なくありません。

●地域おこし協力隊員。
また、田舎を盛り上げるため、都会から「地域おこし協力隊員」を募集している市町村も全国各地にあり、理想的な「都会と田舎のマッチング」といえるかもしれません。移住者だからこそ気づく、田舎の魅力を発信し、地方をアピールする地域おこし協力隊員になるのを考えてみるのもいいでしょう。

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●インフラ関連、IT、医療系など。
インフラ関連も安定した需要が見込める業種。都会であろうと田舎であろうと、人間が暮らしているかぎり、水道やガス、電気などのインフラはなくてはならない仕事のひとつです。

さらにIT、医療など専門的な仕事も、実は数多くあります。ITエンジニアというと都会的な業務と思っているかもしれませんが、そんなことはありません。DX化の波は地方も巻き込んでいますし、若い働き手が不足している地方こそ、ITによる効率化が求められているともいえます。地方自治体や地方の企業がIT人材を募集している場合はもちろん、リモートワークを活用し、田舎暮らしとITの仕事の両立を実現させる人も少なくありません。

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また、医療関連の仕事も、日常的に人材が不足しているのでチャンスです。高齢化社会といわれるようになって久しいですが、その傾向は地方のほうがより顕著。高齢者の割合が都会に比べて高いことが地方が珍しくなく、よって、病院や介護施設などの需要も高く、医療・介護関連の職場では常に人材を募集しているといっても過言ではありません。特に介護福祉士の資格は、全国どこでも活用できて、田舎暮らしの大きな武器になるでしょう。

●保育士、クリエイターなどの専門職や起業。
その他、保育士、Webデザイナー、フォトグラファー、整体師、大工、アロマセラピストなど、さまざまな専門職とともに田舎暮らしをしている人がいます。田舎は移住者にとってだけでなく、旅行客・観光客にも人気があるため、田舎に移住して、民泊・ゲストハウス、ペンション、古民家カフェなどを経営している人も少なくありません。

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専門職がいくつもある一方、特別な資格がいらない職種もあり、地方で求められる仕事は案外、多種多彩。田舎暮らしをかなえる仕事は数多くあります。あなたさえその気になれば、憧れの田舎暮らしをきっと実現できるはずです。


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