ノベルズグループで活躍する若手社員の座談会。ノベルズへの転職を考え、迷われている方に、ぜひ、こちらの本音のトークをご参考にしていただきたいと思います。
本州出身の若手スタッフ6人が「ノベルズ」を語る!
座談会にご参加いただき、ありがとうございます。きょうは、ノベルズグループに入社を考えられている方にとって、参考になる情報をお聞きできればと思います。
「あの、ちょっと失礼かもしれないんですけど、このノベルズの採用サイトを見させてもらって心配なんです。人員が少ないだよ、と映るんじゃないかなと思うんです。すごい必死という感じに。そんなに人が足りてないのかなと思われてしまうのも、どうかと…」
「そう、そう、そういう心配はあると思います。最初に、ノベルズグループが、規模の拡大や新分野の開拓に向けて、会社がすごいスピードで進んでいる状況があって、いろいろな個性や経歴をもった人材を探している現状にあるというところは、まずおさえておいてほしいですね」
十勝毎日新聞 2017年1月24日付夕刊 3面
「この採用サイトが逆効果になってしまわないか、心配です。なにか、すごく仕事が厳しくて、みんな辞めちゃったんじゃないか、みたいな!」
(爆笑)
「だから、もっと情報発信を強化してほしいですね。1日の仕事の流れ、本州からのアクセス、十勝エリアでの移動手段。それに、どういうコミュニティがあるのか、交友範囲などを紹介することも、必要だと思います」
行動派が多い!
ご指摘ありがとうございます(汗)。ところで、みなさんは、どのようにノベルズグループのことを知ったのですか。
「僕は、東京の大学を卒業した後、北海道の牧場で働いていましたが、知り合いの獣医師さんに勧められて、子牛を生産する『繁殖』の仕事に挑戦しようと思うようになりました。そこで、『繁殖』の仕事ができる牧場を探していたのですが、『それなら、ノベルズが良いよ』と、知人からノベルズを紹介してもらったんです」
「私は、北海道にある大学で、畜産と関係のない勉強をしていたんですけど、サークルで牧場に遊びに行こうということになって、大学3年のころに、ノベルズの上士幌の牧場で実習を経験したのが、ノベルズとの出会いです。最初は働くことはまったく考えていなかったのですが、就職活動の時期になって、ノベルズのリクルーターさんに出会って、就職を考えるようになりました」
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ホンネ社員有福 昂平1990年、大阪府生まれ
畜産事業本部 ノベルズ研究所(株式会社ノベルズ)。近畿大農学研究科バイオサイエンス専攻修士課程修了。受精卵をテーマとする講座に学び、指導教官に勧められ、ノベルズで長期アルバイトを経験。2017年2月入社
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ホンネ社員川上 かほる1992年、岐阜県生まれ
畜産事業本部 肉牛事業部 育成部門(株式会社延与牧場)。酪農学園大卒。学生時代のサークル活動でグループの牧場を見学。大学を訪れたノベルズのリクルーターに出会い、応募を決意。2015年4月入社
「僕の場合、ジョブサイトの求人広告です。なんとなく農業がやりたいなと思って、農業なら北海道だと検索してみたのですが、検索結果の上位にノベルズの広告がありました。そこで、ノベルズグループの牧場を見学させてもらうことにしました。高校の同級生と2人で、北海道にある何カ所かの牧場を回って、自分の志望先を決めることにしました」
「僕は、熊本の大学院で医療系の人工臓器の研究していたのですが、研究者になろうか、教員になろうかと、進路をいろいろと考えていました。ただ、いずれの道に進むにしろ、もっと経験を積んでおく必要があると思い、そこで、農業法人に関する採用情報をインターネットで調べて、全国の農場や牧場を訪ねることにしたんです。北海道の牧場も、いくつかリストアップして、そのなかにあった牧場のひとつが、ノベルズです」
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ホンネ社員浅水 勇樹1992年、岩手県生まれ
畜産事業本部 肉牛事業部 育成部門(株式会社延与牧場)。岩手県立伊保内高卒。同級生と2人で道内の牧場をめぐり、就職先を探す。スタッフの笑顔が印象的だったノベルズを第一志望に。2人とも入社。2015年4月入社
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ホンネ社員名倉 岳志1987年、京都府生まれ
畜産事業本部 ノベルズ研究所 副所長(株式会社ノベルズ)。熊本大大学院医学教育部卒。バイオテクノロジー分野を専攻し、人工臓器を研究するが、求人サイトでノベルズに出会う。2013年5月入社
家族の理解があってこそ
九州から北海道へ、ずいぶん距離がありますね。
「関西でも、『北海道』は、やっぱり『遠い』ですね。それに、航空運賃も高い、という印象もあります。僕たちが学生のころも、旅行の計画を練るときも、目的地に九州が出ても、北海道がプランに挙がることは、まずありません。それに、雪で寒いし、やめとこうと(笑)」
「僕も、生まれは関西で、ノベルズグループで働くまでは、そう思っていました。遠くて、寒い(笑)」
「僕は、大学の先生に勧められて、アルバイトを始めたのが、ノベルズとの出会いなのですが、北海道は初めてで、季節は冬でしたから、もう、ビビりまくっていました。それでも、牧場でバイオの仕事をやりたいという気持ちがあったので、『北海道でも、どこでも行ってやろう!』という心境でした」
「私は、関西の地元にある大学の農学部に進学して、在学中、ふれあい牧場でボランティアをして、当時はヤギと羊を担当していました。モコモコとやわらかい動物たちと接するのが楽しくて、やっぱり動物に接する仕事に就きたいと。そこで、もっと視野を広げてみようと、いろいろなジャンルの仕事を探していて、ノベルズを初めて知りました。一番、動物に近いところで接することができるのが、牧場じゃないかと―」
「私は岐阜県出身ですが、札幌近郊の大学に進学したので、本州から北海道に移住するハードルは比較的低かったと思います。ただし、岐阜県の実家の家族にとっては、娘が北海道の大学に進学しただけでも『そんな、遠いところに』と言っていたぐらいで、それが十勝で就職したいと私が言い出したわけですから、『ウソでしょ!!』と、まったくの予想外だったようです。親にしてみれば、大学を卒業したら地元に帰ってきてくれるとの期待もあったのだと思います。それなのに、『いったい、どんなところに行ってしまうのだ』とショックを隠し切れない様子でした」
「ある、ある」
「僕のところも、そうでした。北海道で、しかも農業の仕事がしたいという話になったので、『北海道の牧場で働かせるために、大学に行かせたわけじゃない…』と親に反対されてしまって…」
「実は、うちの家族も、そんな反応だったんです。農業に対するあまり良くない先入観もあったのだと思います。これはまったくの間違いなのですが、農業はとても単純な作業ではないかと。バイオの分野を研究していた僕にとっては、ノベルズグループの牧場や仕事は、専門性を生かして、知識を実践できる絶好のフィールドだったのですが。いまでは家族も理解してくれています」
「うちの親も、そうですね。たまに電話して、仕事や会社のことを話すと、大きな声で笑ってくれます」
「難しいのは、ノベルズの仕事や事業は、どうにも説明しづらいということだと思います。バイオや技術の話になると、どうしても専門的になってしまう。いままでどおりの農業や畜産のイメージと、ノベルズの実際は、こうも違うのだということをわかってもらうには、ずいぶん骨が折れますね」
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ホンネ社員上本 嵩1989年、愛媛県生まれ
畜産事業本部 肉牛事業部 繁殖部門 リーダー(株式会社ノベルズ)。中央大学商学部卒。道内の酪農牧場勤務を経て、子牛を生産する繁殖の分野に興味を持ち、「交雑種1産取り肥育」のノベルズを志望。2015年4月入社
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ホンネ社員原田 直晃1992年、奈良県生まれ
畜産事業本部 肉牛事業部 育成部門(株式会社延与牧場)。近畿大農学部卒。動物好きで飼育員を志望していたが、求人サイトで、これまでにないノベルズの経営を知り、応募。2015年4月入社
挑戦する社風
ノベルズグループの事業は、新しいビジネスモデルです。仕事のやり方も、一般の農業や畜産とは異なる部分もあると思います。
「僕はどうしても『研究』の視点になってしまいますが、ノベルズグループでは、牧場の『現場』と『研究』が非常に近いところにあるのが、大きな魅力だと思います。例えば、僕が学んだ研究室からは、バイオ分野の大手研究機関などに就職する学生も少なくありませんが、そこでの仕事と言っても、あるプロセスの作業を大量にこなすことばかりが求められがちで、それが本当の意味で『研究』なのか、という職場環境もあるようです。その点、ノベルズは違う。どんどんとプロジェクト業務が任されるし、これまで学んだ知識をどう実践に活かせるかが、試される。挑戦が大きなモチベーションになります」
「ただ毎日が作業だけで終わるわけでなくて、いろいろな仕事をやらせてもらえるのは、うれしいですね。これだけ大規模な牧場ですから、牛たちにも、いろいろな変化があり、経営的にも、目標は高いところにあります。これまでのやり方が通用しないことも少なくありません。対策を考案したり、試験をしたり、とても良い勉強になっています」
農業を企業化すると、仕事は?
実際にノベルズで働いて、十勝で暮らしてみて、居心地はどうですか。
「僕がノベルズを就職先に選んだ理由は、ひとには、ノベルズを見学してときに、牧場で働いているスタッフがとても明るくて、楽しそうに働いていたのが印象的で、こんな職場いいな、と思えたからです。実際、職場では、先輩にも気さくな人が多くて、何も知らずに飛び込んだ自分に、何でも教えてもらえるし、相談にも乗ってもらえる。いろいろな集まりやイベントもちょくちょくあります。コミュニケーションの難しいところがなくて、気まずい雰囲気で働くことはないですね」
「牧場の規模が大きいとか、こんなふうに会社らしい牧場というのは、すごく珍しいと思います」
「そう、一般の会社のように、プライベートと仕事を分けて、時間を使えるところが良かったと思います。入社前は、もっと会社に拘束されて、プライベートの時間をつくりづらいのではないかと心配でした」
「私も、そういう心配がありました。私は、学生時代から農業を専攻していたので、第一次産業の職場では、プライベートの時間を持ちづらいという実態を、実際に見てきました。農業に限ったことではありませんが、労働時間が長いとか、私生活と仕事をどう両立するかは、いろいろと課題がありますよね。その点、私の職場では、1日の勤務は朝7時に始まって、夕方5時半に終わるので、そこからはプライベートに充てることができます」
「朝が早くても、リズムができれば、苦にならない」
「農業の分野では、残業手当の適用が一部で除外されたり、長時間の労働が避けられない個人経営の実態があったり、そうした過酷な部分がクローズアップされがちで、一般に、それがすべてだという思い込みがあるように思え、残念です」
「私には、怖い先輩がいて、厳しい雰囲気があるんじゃないかという心配がありました。実際に農業の世界に、そういう職場環境って少なくない」
「でも、ノベルズでは、そういう農業の雰囲気が感じられないですよね」
いま、ノベルズの採用応募を考えている方に、迷っている方にひと言お願いします。
「大変かもしれませんが、迷っている方は、一度、来てみれば良いんじゃないかと思います」
「この会社では、自分1人で、考えすぎてしまうような必要はなくて、相談する人がいて、それを俯瞰してみてくれる人がいて、自分がなにかしようと言っても、それを否定するばかりのような人もいなくて、話を聞いてくれる安心感がある。そこで、僕自身が大きく変わった部分なのですが、何でも、実際に行動を起こしてみようと考えるようになりました。だから何か、こう一歩踏み出したいと悩んでいる方は、ぜひ行動を起こしていただきたいと思います」
「僕も、同じようなことを言いたくて、新しい世界に飛び込むには、不安はあると思います。でも、やっていくなかで、新しい興味の対象が見つかったり、やりたいことが見つかったり、僕自身、変わってきました。そして、この会社は世界進出しようとしています。一緒に世界進出しませんか!」
「そう、行動しながら経験を通じて、やりたいことを自分で見つけていく!」
「悔いを残さない人生を送ってください!」
(笑)
「おそらく、ノベルズの本社がある北海道の上士幌町なんて、本州ではもう、だれも知らないと思うんです。コンビニがなかったり、銀行もなかったり、私も、本当に心配だったんです。でも、それは本州のいわゆる田舎と比べて、北海道は、もっと田舎なんじゃないかという思い込みで、実際には、24時間営業のコンビニもあるし、思っていたより都会で来てびっくり」
「そう、本州を基準にすると、そういう田舎をイメージしがちです。道が曲がりくねっていて、分け入っていくみたいな。でも、十勝は道が真っ直ぐなんですね」
「そう、車で真っ直ぐな道を走っていけば、帯広まで1時間かかりません。もう“都会”です! このサイトを見て応募しようかどうか、きっと、迷っている方がいると思うんですけど、『だから、全然だいじょうぶ』と言ってあげたい」
「実際に、牧場を訪ねてみることで、いろいろな発見することもあると思います。ノベルズグループで働くことを検討されている方を対象にしたとかち農業ツアーへの応募も、ぜひ一度検討していただきたいですね」
「そうですね、あと、ご飯がおいしいです。海の幸、山の幸、本当においしいですよ!」
どこまでも真っ直ぐに続く道
ノベルズ本社の周辺にもきれいな景色が広がっています。
上士幌町ののどかな風景を動画でお楽しみください!