【肉牛の話④】ノベルズのブランド牛『十勝ハーブ牛』が食べられるお店をチェック！
『肉牛（牛肉）の生産から販売までを知ろう』をテーマとする特集記事の第4弾です。今までは、肉牛の生産と販売の流れとノベルズグループの取り組みについて、ノベルズ担当者へのインタビューを交えて、牛が牧場で飼養されてから、出荷後の卸事業の取り組みについてご紹介していきました。
まだ、ご覧になられていない方は、まずは下記の記事を御覧ください。
さて、今回はノベルズグループで飼育、出荷された自社ブランド牛「十勝ハーブ牛」を提供している飲食店の特集です。黒毛和牛とホルスタインの掛け合いの牛である交雑種一産牛（一度だけ子牛を生んだメス）を通常より長めの肥育期間（32ヶ月以上～40ヶ月未満）飼育し、かつ数種類のハーブを混合したエサを食べたものが、十勝ハーブ牛として出荷されていきます。長期肥育によってじっくりと旨味を凝縮し、牛本来の美味しさを味わえる自慢のブランド牛です。そんな「十勝ハーブ牛」を美味しく調理して提供してくれるお店をご紹介します。
十勝ハーブ牛焼肉『MONMOM』
概要
「MONMOM」は、東京都千代田区神田神保町に位置するノベルズグループ直営の焼肉店です。営業時間は、平日は、昼の部11:30から15:00、夜の部18:00～22:30。土曜日は、昼の部11:30から15:00、夜の部17:00～21:00。日曜日、祝日は、昼の部11:30から15:00のみ営業です。定休日は不定休。
メニュー
「MONMOM（モンモン）」は、ノベルズグループ直営の焼肉店で、使用しているお肉は、オリジナルブランドの「十勝ハーブ牛」です。牛の成長に合わせた数種類のハーブを配合したエサを与え、体調を整えながら長い期間をかけてゆっくりと育てています。他の焼肉店では味わうことのできない直営店だからこそ提供できる新鮮なホルモンが売りとなっています。
店内の雰囲気
店内は一階と二階に分けられ、一階はカウンター席がコの字に並んで、大きな鉄板を囲んでいます。目の前でお肉が焼かれ、迫力ある調理風景を楽しみつつ、熱々できたての料理を堪能することができます。お一人でも、友人とでもカジュアルに来店出来る雰囲気です。
一方、二階は、リッチなホルモン焼肉をボックス席にて楽しめる場となっています。プライベートの他にもビジネスの場としても利用できそうな雰囲気です。提供されているお肉の種類も豊富で、ショウチョウやシマチョウ、センマイ、テールなど、十勝ハーブ牛の珍しい部位も堪能することができます。
お店のこだわり
ノベルズグループのオリジナルブランド「十勝ハーブ牛」を提供する本店。交雑種は適度な赤身が含まれ、脂っこくないのが特徴。あっさりした牛本来の美味さを堪能出来るので、老若男女問わず、どなたでも食べやすいです。長期肥育の間、ハーブのエサをしっかりと食い込ませることによって通常よりも更にコクがある奥深い味わいのお肉に仕上がっています。
また、牧場から飲食店までを一貫して営むことにより、新鮮なお肉をスピーディに確保。他の飲食店では中々お目にかかれない牛ホルモンに焦点を当て、差別化を図っています。部位によって、焼肉のタレも変えるほどのこだわりがあり、その部位の最大限の美味しさを引き出す工夫をしているのもポイント。ホルモンの楽しみ方が豊富ですので、新しい牛肉の味に出会えること間違いなしです。
■MONMOM（モンモン）
住所：東京都千代田区神田神保町３丁目３−２１
電話：03-6261-2766
営業時間：
［平 日］ランチ 11:30～15:00(L.O. 14:30) / ディナー 18:00～22:30(L.O. 22:00)
［土曜日］ランチ 11:30～15:00(L.O. 14:30) / ディナー 17:00～21:00(L.O. 20:30)
［日／祝］ランチ 11:30～15:00(L.O. 14:30) / ディナー 休業
※日祝のディナーについては、連休等の際には営業させて頂く場合もございますので、直接店舗までお問い合わせください。
定休日：不定休
アクセス：
東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線・三田線 「神保町駅」 A1出口 徒歩２分
東京メトロ半蔵門線・東西線・都営地下鉄新宿線 「九段下駅」 6番出口 徒歩3分
一人あたりの平均価格：ランチ 1000~2000円 / ディナー 6000～7000円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
『道の駅 かみしほろ -La Table de KAMISHIHORO-（ラ ターブル ドゥ カミシホロ）』
概要
「道の駅 かみしほろ -La Table de KAMISHIHORO-（ラ ターブル ドゥ カミシホロ）」は、北海道河東郡上士幌町に位置する道の駅内のレストランです。営業時間は、モーニングが8:00～10:00。ランチが10:30～15:00となっています。定休日は年末年始です。
メニュー
上士幌町の道の駅の中にあるレストランです。町内で生産された肉や十勝の野菜をふんだんに使った料理が特徴です。上士幌に拠点を置くノベルズグループの牧場で生産された『十勝ハーブ牛』を使用したハンバークステーキやハヤシライスを始め、上士幌町ブランド牛『十勝ナイタイ和牛』を使用した和牛ステーキなど、かみしほろ愛に溢れたメニューを豊富に取り揃えております。
※季節によってメニューが変更いたします。詳しくは、道の駅かみしほろホームページのインフォメーションからご確認ください。
店内の雰囲気
店名のLa Table de KAMISHIHORO（ラ ターブル ドゥ カミシホロ）は“上士幌の食卓”を意味し、みんなが食事を囲んで笑顔になり、思い出に残るおいしい食卓を目指しているとのこと。お店に入った瞬間、芝生に面した窓から光が店内に差し込んで、とても明るく開放的です。窓に面したカウンター席もあれば、6人がけのテーブルまで備えており、一人でも家族でも入りやすい雰囲気でした。
お店のこだわり
お店の看板ランチメニューは『ライスセット 鉄板ハンバーグステーキ』（写真はデミグラスソース）。こちらの料理には、ノベルズグループが生産している『十勝ハーブ牛』が使われています。熱々の鉄板にこぶし一個分はある、大きなハンバーグが投入され、グツグツと煮込まれた状態で提供されていきます。最初にこの料理の魅力についてお伝えすると、牛肉の適度な「脂」と「肉々しさ」に他なりません。ナイフをハンバーグに入れた瞬間は肉汁がドバっと溢れ出て、かなり脂の旨味があると感じられますが、食べてみると意外と脂のこってりさは感じられず、牛肉の赤身の肉感を強く感じ、あっさりとしたハンバーグに仕上がっています。一人前としては、かなり大きなハンバーグですが、そのあっさり感もあり、ペロッとお腹に入る一品です。ハンバーグミンチの脂は、人によっては胃もたれをしたり、お腹に溜まりがちで敬遠している方もいらっしゃると思いますが、そのような方も問題なく食べることが出来るでしょう。
また、ハンバーグの他にも『十勝ハーブ牛ステーキ』『十勝ハーブ牛のハヤシライス』『十勝ハーブ牛の牛スジカレー』などもあり、ラインナップも豊富です。
■道の駅 かみしほろ -La Table de KAMISHIHORO-（ラ ターブル ドゥ カミシホロ）
住所：北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線227-1
電話：01564-7-7722
営業時間：モーニング：8:00～10:00 ／ ランチ：10:30～15:00
定休日：年末年始
アクセス：帯広市より、国道241号線沿いに車で１時間程度。
一人あたりの平均価格：モーニング 1000~2000円 / ランチ 3000～4000円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
『ふるさと納税（上士幌町ふるさと納税）』
概要
飲食店ではありませんが、「十勝ハーブ牛」の美味しいお肉を家で楽しめるということで好評いただいている「ふるさと納税返礼品」もご紹介しちゃいます。上士幌町のふるさと納税額は、2021年の年間総額納税金額は15.29億円となっており、全国1700以上もの自治体の中でも上位10％の年間納税額を誇っています。「十勝ハーブ牛」は返礼品のラインアップの一つであり、飲食店では味わうことができない、無添加コンビーフなども選択することが可能です。
寄付はこちら
http://www.kamishihoro.jp/sp/ftax
返納品（一例）
飲食店ではなかなか食べることができない「コンビーフ」を始めとした、十勝ハーブ牛の様々な部位を使った加工品を受け取ることができます。下記に一例を載せていますので、その他返礼品が気になる方は上士幌町のふるさと納税HPを御覧ください。
『十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ（95g×8缶）』（20,000円コース）
『十勝ハーブ牛と黒胡椒で作ったコンビーフ（95g×8缶）』（20,000円コース）
『十勝ハーブ牛 味付きホルモンミックス（800g）』（10,000円コース）
『十勝ハーブ牛 サーロインステーキ（400g）』（10,000円コース）
担当者のこだわり
「十勝ハーブ牛」では牛肉本来の赤身の美味しさを提供する事を軸にしているので、シンプルな味付けの商品も多数取り揃えております。例えば、『十勝ハーブ牛と塩だけで作ったコンビーフ』は、その名の通り、『十勝ハーブ牛』と塩のみで作ったシンプルなコンビーフです。牛肉のコンビーフというと、味に癖があり、脂っぽいイメージを持たれる方は多いかと思いますが、本製品はあっさりとした味付けで肉感を重視して旨味を凝縮しています。また、発色剤（亜硝酸塩）や化学調味料を一切使用しておりません。発色剤を使用しない無塩漬ですので、肉本来の自然な素色で、肉本来の風味が活かされている上質な逸品となっております。
その他にも、新鮮なホルモンを当社オリジナルのつけダレで漬け込んだ『味付けホルモンミックス』や牛一頭から約10kgしか得られない貴重な部位サーロインを使った『サーロインステーキ』など、十勝ハーブ牛の美味しさをふんだんに味わえる商品をラインアップさせていただいています。
いかがでしたか。十勝ハーブ牛は、地元の北海道とかちの飲食店だけでなく、関東の飲食店やふるさと納税でも食すことができるようになり、様々なルートから十勝ハーブ牛を楽しむことが出来るようになってきました。十勝の雄大な自然の中で、ゆっくりと時間をかけて飼育した、私達のこだわりが詰まった牛肉を多くの人に食べてもらえると思うと、生産者としてこれ以上の喜びはありません。
ちなみに、ノベルズグループはオンラインショップも運営しており、ネット上で十勝ハーブ牛を購入することも可能です。お家で楽しむのも良し、お世話になって人へのプレゼントやお中元などでも多く利用されています。気になる方は下記リンクから商品を御覧ください。
また、この記事を持ちまして、『肉牛（牛肉）の生産から販売までを知ろう』の連載特集は終了です。みなさん肉牛について、少しでも理解を深めることはできましたか。ノベルズグループの一気通貫型生産システムと、その後の卸・販売・飲食事業について惜しみなく情報提供できたと思います。今後もノベルズグループでは、「おいしい牛肉を作りたい」という思いを込めた牛肉を消費者の皆様にご提供出来る事を目指し、日々、牛とともに、精進していきますので、どうぞご期待のほどよろしくお願いいたします。
牧場で働くなら、ノベルズでチャレンジ！
創業以来、北海道・十勝を拠点に、持続可能な農業経営を追求しているノベルズグループでは、現在、酪農牧場、肉牛牧場（肥育牧場、育成牧場）で正社員を募集しています。北海道内で12牧場、山形県（酒田市、最上町）で３牧場を経営しており、各牧場では異業種＆移住転職を果たした仲間が、数多く活躍しています。業界未経験の方、移住先での仕事の選択肢を検討中の方は、気軽にご相談ください。「ノベルズウェーブ」ではそんな皆さんに役立つ情報を提供するほか、「ノベルズグループ採用サイト」では、現在募集中の求人情報を紹介していますので、併せてご参照ください。
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