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農業インターンシップとは?酪農体験ができる!2022年度の募集を開始します
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公開日:2022年9月19日

農業インターンシップとは?酪農体験ができる!2022年度の募集を開始します

「農業インターンシップの人気は高いですよ」と話すのは大手人材紹介会社の一次産業担当者。日本の農業が、家族経営から法人化へと加速する中、インターンシップを受け入れる体制が整いつつあります。今回は農業インターンシップについてと酪農に絞って解説します。

目次

インターンシップとは?いまや新卒の新常識スタイル

一昔前は、大学OBを尋ねる企業訪問でしたが、最近は、大学OBがいるいないにかかわらず、実際の仕事を体験できるインターンシップを希望する学生や、それを受け入れる企業が増えています。

一言で、インターンシップとは「社会に出る前に実際の仕事(職場)を体験してみること」です。将来、希望する会社に応募して、仕事や職場環境を体験することで、業種や職種の違いから、企業ごとに異なる仕事内容や働いている人たちの雰囲気、企業風土を知ることができます。日本語では学生が実際に仕事を体験することから“就業体験”や“就労体験”とも言われていますね。

海外では、多くの企業がインターンシップ制度を設けて、学生らは普通に参加することが一般化しています。日本では2000年代に入り少しずつですが、広がってきています。

期間や時期は企業によって異なりますが、概ね夏と冬にわかれている傾向が強いようです。多くの企業は学生の長期休みに合わせているので、夏休みや冬休み期間にかぶる、6~2月くらいまでが多いですね。

給与が発生するインターンシップもあるので「アルバイトと一緒?」と混同する人も多いですが、そもそも、インターンシップは、仕事の内容や自分にあっているかの適性を理解することに目的があります。労働と時間の対価を得るアルバイトとは目的が異なります。

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農業インターンシップとは?農業法人増で企業体が増える農業

日本でインターンシップが根付きつつあることはわかりましたね。ただし、農業インターンシップにどれだけ需要があるかは懐疑的な人も多いはず。それもそのはず、日本の農業は、主に家族経営が多く、文字通り家族で担っているので働き手の大半は家族です。田植えや豆まき、収穫時期にアルバイトを雇うくらいで、多くは自前で事足りてきました。しかも、農業においても機械化による自動化がされているので、人手不足と言われて久しいのは単に後継候補の子供たちが都会に就職してしまう農業離れが原因です。

ところが、担い手不足による離農が増加する一方で、離農者が手放す田畑を買い取り、大規模農業化が進むことで企業参入も増えています。もちろん、農地法の改正をきっかけに農地所有適格法人(農地を買うことができる法人)の参入がきっかけでもあります。

元農林水産省職員で、現在は自ら農業法人を立ち上げているAさんは、こう話します。「一般法人の農業参入は、年々増加傾向にありますよ。農水省によれば、2003年に10法人だった農業法人は2018年には3000以上に増えたそうです。きっかけは、2009年お農地法改正によるリース方式による参入が自由化されたことでしょう。増加傾向はいまでも続いていますよ」。

加えて、政府は農業のみならず、一次産業全体にわたる改革として、2025年までに農業従事者のほぼすべてがITデータを活用。資材・流通面等を改善し、生産コストを40%削減。その上で、農林水産物・食品の輸出額の1兆円を達成するという目標を掲げました。

この国の後押しもあり、農業の法人化・大規模化はさらに進むことでしょうか。企業参入は農業に経営管理という概念をもたらし、高付加価値化(多角事業・六次産業化)などのマーケティング思考も着々と根付いてきます。

収穫のための労働が仕事だった農業から、ITやIoT、経営戦略、研究、高付加価値産業化が必然となり、幅広い人材が活躍するフィールドが広がるという未来があります。

企業のよるビジネス的な農業生産者が増えたことで、社員を雇い、組織的に農業生産するため、採用活動が活発化。よりよい人材を確保するために、あの手この手で農業の魅力を発信するほか、新卒学生の青田買いするためにインターンシップを設けているというわけです。

農業のインターンシップとはどんなものなのでしょう。実際に農業インターンシップを導入している十勝のある農業法人担当者によると「普通の企業のインターンシップと考え方は一緒です。仕事としての農業に関心のある方が、実際の農業の現場で短期就業体験できる制度です」とのこと。

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また、実際に農業インターンシップに参加したことのある都内の大学に通うAさんに聞きました。

「高校時代に旅行や研修で農業体験をしたことがあって、農業を仕事としてするイメージはありましたが、農家ではなく農業法人のイメージはなかったので参加しました。実際に体験すると、通常の企業のように組織がありルールも明確で、時間や仕事の割り振りなど、システマティックでした。良かったのは、経営者や先輩社員と共に働きながら、ビジネスとして農業の将来を話せたことで、現場の仕事が自分に合うかだけでなく、収穫の先にある加工や販売といった、生産以外の業務など、幅広い経験が積めることがわかりました」。

農家で働くのではなく、農業法人で働くということが知れること、さらには、就職前に現場を知ることで、就職後のミスマッチを防ぐこともできます。

加えて、別の農業インターンシップに参加した学生は「私が参加したのは、集団でいくつかの農業法人で体験するイベント型のインターンシップでした。全国から集まった農業体験希望者と一緒に働き、その後のコミュニケーションが良い経験になりました。先輩農業従事者の方や希望者が、農業法人ごとに違うルールや制度の違いのほか、給与の話し、将来像など語り合えたことで、ますます農業を仕事とすることの未来が開ました」。

2人とも、会社としてしっかりとキャリア形成ができることを知れたことが一番大きかったそうです。

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酪農体験ができるノベルズの農業インターンシップ(冬季開催)

農業インターンシップについて解説してきましたが、農業には田畑を耕し、作物を育てるだけでなく、牛や豚・鶏を生産する畜産業もあります。

北海道・十勝地方を拠点に肉牛・酪農事業を大規模に展開するノベルズグループでも農業インターンシップ制度を設けています。

※日程の詳細は決まり次第、ナビサイトや新卒採用Twitterにて告知いたします。

担当者から一言

ノベルズの冬季インターンシップは、北海道の極寒の冬を経験できます。弊社は肉牛と生乳を生産する酪農の両方が体験できます。具体的には、酪農牧場では搾乳体験や分娩介助体験、肉牛牧場では子牛の世話の体験を予定しております。

身近に生き物がいない環境で生活されている方は、「牧場で働く」というイメージが付き辛いかと思います。採用担当としては、ぜひそういう方にお越しいただいて牧場の魅力について知ってほしいと思っています。

専門的な知識や経験は全く必要ありません。「牛の仕事をしたい」と思う好奇心旺盛な人はぜひご参加ください。

参加方法:マイナビかリクナビのいずれかで、ご希望の日程にご予約ください。ご予約いただいた方に、ナビサイトに登録済みのメールアドレスに、日程の確認とエントリーシート(Excelファイル)を送付します。期日までに返送をお願いします。返送をいただいた時点で、参加確定になります。連絡がなく、期日までに返送いただけない場合は、予約キャンセルとなりますので、ご注意ください。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から、中止の可能性もございますので予めご承知おきください。

※業務一例となります。実際のインターンシップのスケジュールとは異なります。

今後は下記日程にてオンライン説明会も開催しますので、ノベルズの事業について気になる人はもちろん、「牛」や「北海道で働くこと」に興味がある人も、まずは話だけでも聞いてください。

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創業以来、北海道・十勝を拠点に、持続可能な農業経営を追求しているノベルズグループでは、現在、酪農牧場、肉牛牧場(肥育牧場、育成牧場)で正社員を募集しています。北海道内で12牧場、山形県(酒田市、最上町)で3牧場を経営しており、各牧場では異業種&移住転職を果たした仲間が、数多く活躍しています。業界未経験の方、移住先での仕事の選択肢を検討中の方は、気軽にご相談ください。「ノベルズウェーブ」ではそんな皆さんに役立つ情報を提供するほか、「ノベルズグループ採用サイト」では、現在募集中の求人情報を紹介していますので、併せてご参照ください。

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